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私たちも家族の一員として、認知症の人を支えていきます

その人を思う認知症の人のご家族の気持ちは察するに余りある程です。それまでの明るく楽しく幸せな家族であり、厳しくもあり優しかった親や伴侶が、次第に昔の姿を失くしていく姿は悲しく辛いものです。

認知症であっても家族の一員であることに代わりはなく、毎日幸せな気持ちで生活して欲しい。生きることに苦痛を感じながら不安な余生を送らせたくはない。誰しもが望む姿です。

私たちは、そんなご家族の思いを忠実に、ご家族に成り代わって支え続ける介護を実践しています。

サービスについて

夏秀会では、認知症に関するあらゆる問題について常時対応させていただいております。高齢者の抱えるトラブルや悩みは、医療、司法、行政、介護等、幅広い分野にわたり家族の力だけでは支えきれないところが多く、社会問題化しているところでもあります。私たち夏秀会は、高齢者に限らず、認知症状でお困りの方々の支援を行います。

夏秀会のこだわり

「本人の思い」Vs「抑制」へのこだわりのイメージ

Point 1「本人の思い」Vs「抑制」へのこだわり

誰もが、自分の意思で立ち上がり、移動し、行動します。高齢だから、認知症だから、と言う理由で常に椅子に座って一日を過ごすことは苦痛が伴います。

高齢者施設では、特に転倒や徘徊事故を恐れる傾向があり、リスク回避のために抑制してしまいがちです。私たちは、入居者の方々の転倒や徘徊防止のための抑制は行いません。

尊厳ある余生のこだわりのイメージ

Point 2尊厳ある余生のこだわり

利用者の皆様の余生は明るく輝いていることが理想です。いろいろな考え方がありますが、私たちは過剰な延命には反対です。あくまでも自然に、そして、精一杯生きて頂くことを目標に、適切な医療と多職種との連携を行っています。

その人が思う姿で毎日を過ごす。そんな事業所ですから日々、スケジュールで管理しません。その日のお天気によって、活動や行事が変わっていく。そんな『普通』な生活をおくることにこだわっています。

脱オムツ、脱向精神薬等へのこだわりのイメージ

Point 3脱オムツ、脱向精神薬等へのこだわり

食べることと同様、排泄や精神の安定もとても大切なものです。オムツの中で用を足すことの不自然さと不快感は認知症の人とて同じです。そんな不自然な生活を排除して、毎日気持ちよく生活できなければなりません。

認知症を患い自分の気持ちを整理して表現できなくなった時、その時ほど介護する側が、その人の思いに『心』を添えて寄り添う介護が大切です。

認知症の人への理解を求める活動へのこだわりのイメージ

Point 4認知症の人への理解を求める活動へのこだわり

私たちは、認知症の人や家族への地域社会の理解がなによりも大切と考えています。今まで実践してきた啓蒙啓発活動は、今後も継続して行ってまいります。

認知症となっても、普通のように暮らし、生きていく事の出来る社会がこの地域に広まり、『認知症の人にやさしい街・鈴鹿市』の一人であるようこだわっていきます。